電荷
電荷(でんか)とは、物質が帯びている電気である。
電荷量のことを単に「電荷」と呼んだり、電荷を持つ粒子のことを電荷と呼んだりすることもある。
電荷量
電荷の量を、電荷量や電気量という。
電荷量の単位はクーロンであり、単位記号はCである。
電荷量を数式(文字式)で表す場合の記号(量記号)は、Qまたはqである。つまり、電荷量を数式(文字式)で表すと、Q[C]やq[C]となる。
正電荷・負電荷
電荷には2種類ある。
電荷量が正(プラス)である電荷を正電荷といい、電荷量が負(マイナス)である電荷を負電荷という。
クーロン力(電気力)
電荷と電荷の間に働く力をクーロン力または電気力という。
正電荷と正電荷、または、負電荷と負電荷といった同じ種類の電荷の間には、反発しあう力(互いに遠ざけようとする力)が働く。この力を斥力(せきりょく)または反発力という。
正電荷と負電荷といった異なる種類の電荷の間には、互いに引きつけようとする力が働く。この力を引力または誘引力という。