マンション標準管理規約(単棟型)(まんしょんひょうじゅんかんりきやく-たんとうがた)とは、3類型あるマンション標準管理規約の1つです。
単棟型の標準管理規約の対象
単棟型の標準管理規約が対象としているのは、一般分譲の住居専用の単棟型マンションで、各住戸の床面積等が、均質のものもバリエーションのあるものも含めています。
団地型マンションに単棟型の標準管理規約が適用される場合
団地型マンションであっても、土地の共有関係は各棟ごとに分かれ、集会所等の附属施設が全団地建物所有者の共有となっている形態の場合には、基本的に各棟は単棟型の標準管理規約を使用し、附属施設についてのみ全棟の区分所有者で規約を設定することとなります。
複合用途型マンションに単棟型の標準管理規約が適用される場合
店舗や事務所が併設されているマンションであっても、その併設比率が小さく、店舗一部共用部分、住宅一部共用部分がない場合は、必ずしも複合用途型ではなく、単棟型または団地型のマンション標準管理規約を参考にして、管理規約を定めることも考えられます。